お薦めの参考図書

学習者と面と向かうと、何を話せばよいかわからなくなる時があります。そんなときに役に立つ書籍を紹介します。

尚、私の独断で載せていますので「これは違うんじゃない」と思われる方、スキップしてください。

※さいたま市立図書館から借りられる図書です。ご利用ください。

■中井延美「日本語ボランティアの基礎知識」大修館書店、2018.9

 ・学習者にどう教えるかについてやさしく説明しています。

   ・薄い本なので、手持ちに置いておいても良いと思います。

■宿谷和子・天坊千明「いっぽ にほんご さんぽ」スリーエーネットワーク、2010.5

 ・とにかく図がたくさん載っています。

 ・これは、次の本でも指摘しているように、言葉とイメージが結びつかないといくら勉強しても身につかないことに対して書かれているような本です。

 L・ロン ハバード「基礎からわかる勉強の技術」ニューエラジャパン、2003.8

 ・識字(読字)障害を持つトム・クルーズが、幼少のころ読んで勉強していたという本です。

 ・どうすればものの理解が得られるかを説明しています。

 ・前書きからショックを受けることが書かれています。目からうろこを感じる良い本です。

 ・この本は、私の昔からの課題の1つを解決してくれました。

 岸見一郎「嫌われる勇気」ダイヤモンド社、2013.12

 ・「いくら説明しても分かってもらえない」と嘆いていませんか。

 ・この本は、その課題を解決してくれます。

        →この中に出てくる「課題の分離」を理解しましょう。

日本話しことば協会「イラストで学ぶ話ことば、1あいさつと敬語」汐文社、1999.2

 ・日本語がある程度話せる方向けの参考本になります。

 ・まわりの人と親しくなり、自分も気分よく生活を送るために知っておきたいあいさつや敬語について、クイズ形式で書かれています。

■子どものコミュニケーション研究会「イラスト版こころのコミュニケーション」合同出版、2003.4

 ・日本語がある程度話せる方向けの参考本になります。

 ・こころを通わせながらじょうずにコミュニケーションをとる方法をイラストで具体的に紹介しています。

■アリソン・マギー「ちいさなあなたへ」主婦の友社、2008.3

 ・最初に受け持ったインドネシアの女性に、夏祭りに朗読してもらおうと頼み込んで練習して貰った絵本です。残念ながら夫の転勤で、その春に千葉に引っ越されましたが、引っ越す少し前に、一緒になった帰り道で本の冒頭を暗唱してくれました。

 ・本紹介の帯から、『母であることのすべてがつまった絵本。親でいることの喜び、不安、苦しみ、寂しさ…。普遍の真実がシンプルな言葉で語りつくされる。母親や、これから母になろうとしている女性、巣立とうとしている子どもたち…それぞれがそれぞれの読みかたをできて、それぞれの感動を味わえます。母の日の贈り物や、妊娠出産時のプレゼントとして、手から手へ贈られつづけている普遍の名作です。』

Youtubeは、これが参考になります。

https://www.youtube.com/watch?v=nwPKhPwUvf4&list=WL&index=320